りゅうおうのおしごと!5巻※ネタバレ注意
これまでで一番の盛り上がり!
「のうりん」からこの作者さんの作品を
読んでいたのですが正直、このラノで1位をとるとは
思っていませんでした。
でも、この5巻はこれまでのどの巻よりも
熱量のあるこのラノ1位も納得の巻でした。
後半の八一と名人の対局もすごくて心臓バクバクでしたが、
自分が最も心揺さぶられた対局は
中盤での桂香さんと釈迦堂さんの対局!泣いてしまいました。
小説読みながら泣いたの久々です(´・ω・`)
4巻の桂香さんのマイナビ予選の時も
泣きそうだったんですけどね…(笑)
自分だって余裕のある立場じゃないのに八一のために勝って
必死に何かを伝えようとする勝利後のインタビューで
涙腺決壊しました(:_;)桂香さん好きです。はい。
対局終盤の桂香さんの粘りやあきらめないところが
八一になにかを必死に伝えようとしてて、
それを画面を見ながらしっかり感じる八一。
桂香さんの逞しい優しさがたまんないです…
さっきから文字を打っては消す作業を
繰り返してしまってうまく言葉にできません・・・
ですが、この対局だけでもこの作品を
読む価値あると思います!
八一と名人の対局もかなり激しくて
読んでるこっちまで心臓バクバクで迫力ありました…
作者さんはこの場面を描きたかったんだろうなって思います。
あいとの出会いのシーンを再登場させてくれるのも
微笑ましくてこっちまで八一と一緒に癒されました。
でも、そこまで良い対局できて勝てたのは桂香さんのおかげだからな!?
ってことで個人的MVPは桂香さんです。
リアルな世界観
正直、ここまで感情移入してしまう作品て、
なかなかないんですけどこの作品ではなぜか
感情移入してしまいます。
読むのに結構エネルギー使います(笑)
作者さんが徹底した取材をしたうえで作品を書いているか
ら感情移入してしまうのかもしれません。
棋士の心理描写であったり対局室の空気感であったり
細かなところで細かな描写が入る時があってそれが
すごくリアルさを感じさせてくれます。
あと、そのリアルさがあるうえでギャグを挟んでくれるので
作風自体は軽いっていうのもラノベらしくて人に薦めたくなります。
あとがきにあるように5巻で終わらなくてほんとによかった!
JSに全然触れてないなぁ~と思いつつ
長くなってしまうので今回はこの辺で('◇')ゞ